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フリーランスになるその前に!キャッシュフローでライフプランを考えよう!【会社員エンジニア】

 会社員エンジニアがフリーランス化を検討する際に、まずはじめにすべきことは何でしょうか。それは、ご自身の人生における「キャッシュフローを検討し、ライフプランを考えることです。今回は、キャッシュフローの作成を通した、ライフプランの立て方について解説します。

1.キャッシュフローの作成手順

1.1 老後の資金計画を立てる

 人生100年時代を生きる私たちにとって、キャッシュフローを考える際に、真っ先に考えるべきこと。それは、「老後の資金計画を立てる」ことです。老後の不安を取り除くことで、いまの現役時代に、不安のない充実した私生活を送ることができます。また、仕事においても、適度なリスクを取った行動を選択することができ、結果として、良いパフォーマンスを発揮することができます。まずは、ご自身の老後で、生活費がいくら必要か考えましょう。そこから逆算して、引退までにいくら老後資金を用意すべきかを考えましょう。

1.2 ライフイベントを考える

 次にライフイベントを考えます。ライフイベントごとに資金がどのくらい必要かを考えます。ライフイベントの例としては、結婚・マイホームの購入・子どもの誕生・子どもの進学・車の購入などが挙げられます。

1.3 ライフプランを考える

 老後の資金とライフイベントの費用が見えたら、最後にライフプランを考えます。ライフプランを検討する際は、ご自身の人生でやりたいことも含めて検討します。老後の資金とライフイベントの費用を最低限確保し、プラスアルファのやりたいことを含めていくらの資金が必要かを考えます。その資金を実現できる資金計画を立てます。計画を達成するためには、どのくらいの収入が必要か、どの仕事を選ぶか、資産運用をどのくらいのリスクを取って実行するか。これらのことを総合的に判断して、ライフプランを決めます。

2.キャッシュフロープランの作成例

 具体的なキャッシュフローの作成例として、私がフリーランス化を検討した際に考えた、キャッシュフローをご紹介します。私の場合は、30歳を転機に、会社員から転職について考えました。これからご紹介するのは、その当時に考えたキャッシュフロープランです。(現時点では、当時の計画から変わっています。こんなに早い段階で起業することになるとは思いもしませんでした。)

2.1 老後の資金計画

 まず、老後の生活費についてです。私は、当時の生活水準を、今後も上げるつもりはありませんでした。そのため、当時の生活費であった毎月25万円を確保できれば十分と考えました。老後の備えとしての毎月25万円の生活費の捻出方法ですが、私の場合は、資産運用を通して、毎月約25万円の不労収入(配当金や分配金や家賃収入など)により確保したいと考えました。(老後の資金源として、公的年金を全く当てにしていませんでしたので。)仕事については、生涯続けていきたいと思っています。しかし、もし何らかの要因により、仕事を失った、あるいは、仕事をすることが困難になった場合に備えて、仕事が無くても、最低限の生活費として、毎月約25万円の不労収入があればよい考えました。いわゆる目指しているのはサイドFIREの生活スタイルです。毎月25万円の生活費は、年間では300万円です。不労収入の利回りが仮に3%として、1億円程度を50~60歳までに用意できれば、この計画が達成できると考えました。

2.2 ライフイベント

 続いて、ライフイベントを考えました。当時はまだ独身でしたので、結婚は35歳までにしたいと考えていました。それから子どもは2人で、マイホームを持たない、マイカーも所有しないと想定しました。そうすると、結婚関連にかかる費用が約300万円、子育て費用(養育費+教育費)が約4千万円(一人当たり約2千万円)が費用として大きなものになると考えました。(結婚後も夫婦共働きを想定し、個人の負担分しか考慮していません。)

2.3 ライフプラン

 最後にライフプランを考えます。私は、50歳を過ぎたら仕事のペースを落として、スローライフを送りたいと考えていました。そのために、30歳代、40歳代でバリバリ仕事をして、お金を稼ぎ、スローライフのための資金を確保したいと考えました。また、いつかは自分のビジネスを持ちたいとも考えていました。「老後の資金」、「ライフイベント」、「自分がやりたいこと」を総合的に考えたときに、フリーランス化が最適であるという結論に至りました。このまま会社員であり続けても、確かに雇用や収入は安定はしていますが、低収入のため、計画したキャッシュフローを達成するのは困難な状況でした。フリーランス化すると、現在の収入の1.5~2倍程度増えることがわかり、キャッシュフロープランの達成に大きく近づきます。フリーランスは不安定というリスクがありますが、私は、高いパフォーマンスを発揮できるエンジニアとしての寿命は、40歳までだと考えていましたので、会社員で50歳を過ぎた後も、エンジニアでいる方が、はるかにリスクが高いと考えていました。そのため、若いうちにフリーランスエンジニアとして、収入をたくさん得たほうが効率的な人生を送れると考えました。

3.さいごに

 私は、このようなキャッシュフロープランを作る過程を経て、フリーランス化という道を選択しました。本ブログをご覧になっている皆さんの中にも、フリーランス化を検討されている方がいらっしゃると思います。このように、ご自身のライフプランを含めたキャッシュフローを検討することで、フリーランス化がご自身の人生にとって適しているかどうか判断することができると思います。ぜひフリーランス化を検討する際には、キャッシュフロープランの作成にトライしてみてください。

-以上-